5年前の話。
正社員で採用された事業所で初勤務の日の昼休憩で
「○○高校出て、△△短大出たんだって?」
と副店長に言われて
「はい」と言うと
「うちの娘が○○高校受験するんですよ」
と言われて、履歴書みたんだなーとは思った。
次の日、別のバイトの人から
「子供さん、小さいんですよね。」
「なぜご存知なんですか?」
「履歴書見ました」
「はぁ?」

職場は10人くらい。
私の採用が決まってから
私の履歴書は、クリアファイルに入れられて全員が回し読みしたという。

店長が
「早く人となりを見てもらって馴染んで欲しいから」と言われたけど
「本人の確認なしでそれはダメでしょう」
と言っても店長は理解してくれなかった。

半年後、バイト募集で採用された人の履歴書が
クリアファイルに入れられて回されてきたときに店長に
「これ、続けるんなら辞めます。
人権蹂躙です。
私の時も嫌だったと言いましたよね」
「でも、あなたもこのおかげで早く馴染めましたよね」
「私の努力だったつもりですが、違いますか」
「潤滑油ですよ」
「店長の履歴書、見せてください。
一方的に個人情報を知られることに関しては、どう思われますか」

それで、新人の履歴書公開はなくなったけど
あの事業所のやり方は、神経わからん。

>店長の履歴書、見せてください。

今日TLに流れてきたハラ対策の話で
ハラになるボーダーラインを理解できない中高年に
「自分の家族にそれ言えるか？」
を提示して、それでもピンと来ない場合
「自分の上司の娘にそれ言えるか？」
でようやく納得した、というのを連想した