ihihi_girl
86: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/17(日) 22:57:09.73 ID:J1bfF5YEO
私子 21歳 売れてないが作家や漫画家などそっち系(一応一人暮らしが可能な位の収入)
彼男 20歳 大学生 私子の彼氏
間女 20歳 大学生 可愛い
間彼 19歳 大学生 間女の彼氏

半年程前、仕事が微々たる物ですが増え始めた為家に籠もりっぱなしの生活をし、中々彼氏に会う事が出来ずにいました。
彼も「私子の夢だし、応援する」と言ってくれて居たし、逢うのは無理でもと毎日一時間だけSkypeで話したりもして居ました。

そんな事が2ヶ月程続いたのですが、時々毎朝おはようのメールと共に来ていた「今日×時に話せる?」と言う内容が無くなり始めました。最初は忙しいんだろうなとか大学生だしなとか考えて居たのです。が、

あれ?水曜日ばっかじゃない?ふと彼のメールの無い日に気法則が有るのに気付きました。おかしいなぁと思いながらも仕事が忙しく彼に構う暇も無かった為保留にして置きました。
自分でも怖いくらいに冷静で免許とったばかりで、怖い怖い言ってたにも関わらず片手に免許証を持ち車に乗り込み彼の家に乗り込んだ。


89: 一応 2011/07/17(日) 23:06:51.34 ID:J1bfF5YEO
そしてやっと仕事に慣れ自分の時間が作れるーと安心。
彼を誘おうと携帯に電話したら何故か 女 が 出 た !

女「もしもーし、彼男の携帯です」
私子「!」
思わず言葉に詰まってしまう私。
女「今呼んできますね?彼男くーんアキラ君(仮)から電話だよ早く電話終わらせてご飯食べようね」
私子「アキラ君?」
彼男「は?アキラ。え、アキラ?ちょ直ぐ切れ」
女「えっ」
ごたごたつーつー。

えぇえええ。どうやら私の名前は、男女行けるような名前だったらしい。
男友達と勘違いして一緒に居た女と居たらしかった。

その時は何故だが、怖いくらいに冷静だった。
免許とったばかりで、怖い怖い言ってたにも関わらず片手に免許証を持ち車に乗り込み彼の家に乗り込んだ。

彼の家に付くとナイスタイミングで、間女ちゃんを彼が送って行く所だった。
私は笑顔で手を振ってやった。
彼が青い顔をして、その顔をみた間女は可愛い顔を俯かせた。

私子「あれー、妹さんに渡したい物があったから返そうと思って来たんだけど。さっきの妹さんじゃないの?」
彼男「や、その。この子は妹の友達で。妹は部屋に居るんだ。渡すもの有るなら俺が渡すから。あっこの子送って貰えない?」

私は、疑ってませんよオーラで間女さんを見つめていた。
すると、やや声を震わせながら彼男が間に入ってきた。
彼男からの有り得ない提案にイラッ。
間女は、「何言ってんだコイツ」みたいな顔をしていた

92: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/17(日) 23:17:10.03 ID:J1bfF5YEO
私子「あ、勿論構わないよ。でもね妹さんに直線渡したいの。頼まれ物だし彼男には本当は秘密だったから」
彼男「そう、なんだ。じゃあ今日は彼女送って貰って」
間女「すみません」
私子「え?いや会ってくよ?5分も有れば大丈夫だし、ちょっと待っててね?」

帰らそうとするのが解り苛々したが合鍵ポケットから取出す。
二人に見せつけてはダッシュ。
二人が降りてきて一階に有るエレベーターを上に行かせ階段を走る。
火事場のクソ力ってあるんですね。
万年運動不足の私でしたが、息切れせず三階まで駆け上れました。

そして合鍵で部屋に入った。
いるはずの無い妹さんを探すわけでも無く、キッチンを見つめる。
明らかに二人分の洗われていない食器とベッドを一瞥した。

ついでにゴミ箱に入ったゴムを見付けて吐きそうになったorz
多分そんなに時間は立ってないけど、二人が部屋に入ってきた。
もうこいつら許さないって気分になっていた私は、笑顔だった。
と言うか阿呆だな、と思うとニヤニヤしてしまった。
はい阿呆は私です

94: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/17(日) 23:29:10.67 ID:J1bfF5YEO
多少私が忙しかった引け目もあった。
でも、ともかく彼を何とかしなきゃと笑顔で問い掛ける事にした。

私子「妹さんは?嘘付いたのかな?」
彼男「いや、あのだから。そうだ、えっと野菜ジュースコンビニに買いに行った(妹さんは野菜ジュースが好き)」

私子は無言で冷蔵庫開いた。
未開封の野菜ジュース三本発見。

私子「これは?って言うか妹さんがコンビニ行ったなら、彼女を貴方達兄弟で送ったら良かったじゃない。それより何?
貴方は妹さんが夜一人で歩いてても心配じゃないの?」
彼男うつむき、苛々してる。

間女もおどおどしてしまい私だけニヤニヤ。
正直、若干興してた。
彼男耐えきれないのか舌打ちし、部屋を出て行こうとする。
コイツ餓鬼だなぁと思いながら、自慢の美脚(笑)伸ばして転ばしたった。

私子「はいお座り。貴方も、座って欲しい」

心配そうに彼男に近づく間女を静止。
嫌だったが、ベッド腰掛け床をバンバンと叩いてみせた。
肩をびくつかせる姿が、ちょっと可愛かった

99: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/17(日) 23:38:34.59 ID:J1bfF5YEO
彼男は睨んできた。
でも、股の間に脚突っ込んで思いっ切り踏んだら、おとなしく間女の隣に正座した。

私子「貴方は名前何?」
間女「間女です」
私子「そう。ねぇ、一応私も馬鹿じゃないし。気付く訳だ。後下手な言い訳作る前にこういう細かい処理何とかしたら?気持ち悪い」
目の前にゴミ箱どーん。
間女「ごめ、なさ。あの私別に彼男君が好きな訳じゃないです。体の関係だけですから」
私子「あぁ。浮気は認めるんですね」
彼男「ちがっ!そいつ可笑しいんだよいきなり俺の家乗り込んで来t」
私子「ほう。君はあれか。発情期の雌が乗り込んで来たら、にゃんにゃん出来ちゃう訳か。ずいぶん動物的だね」

104: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/17(日) 23:49:18.75 ID:J1bfF5YEO
ニヤニヤが止まらない。
屈辱的に睨む彼男も、涙目になってる間女も可愛い。
本気で目覚めそうだったw

私子「まぁ、良いけど。ねぇ間女さん貴方可愛いけど彼氏いるの?ほら一応今は仮にも私の彼氏の彼男が貴方と関係を持った訳だから謝罪しないと」
間女「言いたくないです」
彼男「それ、言ったら俺と別れないって約束してくれないか?」

間女に顔近付けて聞いてみたが、今まで散々吐いていた間女が黙る。
まぁこの時点で彼氏居るの反応で何となく解ってたんだけどね。

私子「名前も教えてくれたら考えてあげる。あくまで考えるだけだから」
彼男「間彼です」
間女「ちょ、彼男ふざけんなっ!意味解らん!浮気された女なんか、大人しくしてたらやり過ごせんだよっ!」

こいつら、なんなの。怖い。
間女は豹変するし、彼氏は敬語使うし。
何だかカオスだなぁ、と思いながら彼女の鞄を拝借。
携帯取ってみた。

怒ってる時って、周りに目行かないんだね!
簡単に携帯ゲットだぜ!
彼男から聞いた名前を探して電話掛ける画面にしてフリーズ。
醜い争いなうな二人に声をかける。
気分は「私を無視するなぁ!」

110: 2011/07/18(月) 00:01:49.12 ID:J1bfF5YEO
私子「間女ちゃん、間女ちゃんこっち向いて?」すかさず通話ボタン押す
間女「うるさてめっ!ふざけんなっ」
私の手元にある携帯を取り返そうと追ってくる。
さて、どうしたものか。
携帯を耳に押付け鍵付きの風呂場に入る。

外が騒がしいなか間彼に繋がったため、今までの経緯を説明。
何と彼男の友人らしく、家も解ると言うので来て貰う事に。
出るか否か悩んだけど、ちょっと間女が可哀想になったから出る事に。

私子「ごめんねー、やっぱり間女ちゃんの彼氏まで巻き込んじゃ駄目だよね?繋がらなかったよ?だから、もうちょい話し合いしよっか」

携帯を間女に返して、再度話し合い開始。
テンプレに「寂しくさせたお前が悪い」的なことを言われた。
天使な私は「そうだよねごめんね」と笑顔で対応。
間女も勝ち誇った笑みで、「これからは彼男君に構ってあげて」などとのたまう。

其処へ部屋のチャイムがなる。一瞬にして二人の間に緊張が走るのを感じた。
其処ですかさず「って言うのは嘘なんだけど」と言い残し外に出た。
扉を二人で背にして説明。

巻き込んだ事を謝り、色々話を聞いた。
何と、間彼と間女は身内だけだが卒業後結婚の話があがっていた。
また、間彼はお医者さんのたまごでした。
いわゆる勝ち組だね

117: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/18(月) 00:15:37.22 ID:WXapWROSO
間彼の意思を聞くと、「徹底的にやりましょう」と以外な反応。
いい加減自重すべきだなぁ、と彼に任せる事に。

部屋に入ると間女は泣き崩れた。
さっき怒鳴っていた彼女は何処に行ったのか、と呆れながら見ていた。
その頃には彼男は諦めたのか、興味無さ気に私達を見ていた。

間彼「御免な?守ってやれなくて」
間女「うぅ、間彼ぇ」
間彼「でも、ごめん。彼男と致したんだろ?彼男、私子さんに聞いた。俺はその抱くって事は付き合ってる人としか出来ないと思ってる。だからきっと、お前は彼男が好きなんだよ。幸せにな」
間女「へ、えや」
間彼「それに俺は医者になるからさ。お前を待たす訳だよな。やっぱり無理だ。お前の事好きだけど、甘えたなお前は我慢出来ないよ」

間彼、間女を抱き締めて内容は同じだが凄く長くて難しい言葉で淡々と間女に告げる。
嫌々言っている間女の手を掴み、彼男と握手させた。
そして言い放った

「 ク ズ 同 士 幸 せ に な 」

余りに爽やかに言うものだから、遂に吹き出た。
ひとしきり笑うと、私も間彼の傍に行った。

127: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/18(月) 00:26:54.38 ID:WXapWROSO
ちなみに間彼は、祖父も父も医者。
さらに後継ぎとのこと。
間彼から直接聞きました。

私子「まぁ、ちょっとふざけ過ぎたけど、彼男とやり直すのは無理。だってほら、私だって彼男と会えなくて寂しかったけど。彼男が大学で自分の夢に向かって頑張ってると思ってたし。
だから頑張れた。
でも知らない女と致した上、妹の友人って言って彼女に送らすなんてあり得ない。
常識的に無理。間彼じゃないけどクズ同士毎日動物みたいにしてたら良いと思います。
お幸せに」

何か彼が言ってたけど頭下げて全部言った。
間彼も間女に何か言ってたけど「お前を幸せにするつもりだったけど無理」みたいな内容。
間女は、最後には「ゴムしたし」みたいな訳解らない主張をしてた。

128: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/18(月) 00:28:30.75 ID:hb7gNnvD0
医者君とやり直せ!

129: 恋人は名無しさん[] 2011/07/18(月) 00:28:59.62 ID:tVWhV3370
お疲れちゃん、よく頑張った。

131: 恋人は名無しさん[sage] 2011/07/18(月) 00:29:23.43 ID:k/mbanc20
フラグ立ってるぞ

引用元: ・◇修羅場◇part111

みんなの反応


1: 名無しのコメ民
>私子 21歳 売れてないが作家や漫画家などそっち系

でしょうね
文才無いわ



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