帰り道、よく会うデカい犬がいる。
正確に言うと、会うわけではない。
私がコンビニで立ち読みしていると、窓から見かける。

子犬のころから知っているが、飼い主に従順で無駄吠えしない良い子。
でも、仲の良い犬に会うと、わっふわっふ跳ね回るｗ

その子は、仲の良い犬に会うため、飼い主を引き止める強情な一面もある。
今は飼い主も諦め、友達犬が来る時間まで待つ。
デカ犬は、飼い主の股の間に挟まれてお座りしている。

いつもなら、飼い主は犬に話しかけたりしていて待っている。
しかし、ある日、飼い主は友人らしき人と話に花を咲かせていた。

やがて、飼い主の背後から友達犬が近づいた。
20ｍほどでデカ犬は気がついたようで、尻尾をハタハタ。
振り向く体制がきつそうだ。

徐々に速度を増す尻尾のハタハタw
しかし飼い主は気づかない。

友達犬と飼い主を交互に見つめるデカ犬。
まだ飼い主は気づかない。

だんだん切ない顔になるデカ犬。
まるでエサの前で待てをしているようｗ
そして悲劇が

友達犬の飼い主がデカ犬と目を合わせた瞬間！
喜び跳ねたデカ犬が、飼い主をおんぶするような体制でわっふわっふｗ
突然の出来事に、驚いてデカ犬にしがみつく飼い主。
まるでロデオｗ

予想外の出来事に、手を口に当てオロオロするデカ犬の飼い主の友人ｗ
必氏にデカ犬をなだめる友達犬の飼い主ｗ
犬たちは人間そっちのけで、わっふわっふ跳んだり舐めたりｗ

わっふわっふ状態は10秒も無かったが。
デカ犬飼い主はしばらくの間、腰の抜けた状態に。
友達犬の飼い主と、友人に慰められていた。