高校生の頃の話だけれど、子供の頃から貧乏で両親共働き。
弟妹達の世話をしながら、母が家にいない時間は家事手伝いや
近所にいる農家の祖父母の畑仕事を手伝っていた。
そのせいか中学の頃から、同級生と比べても指のシワが凄くて
友達にも「〇〇（私）ちゃんの指オバサンみたいｗ」とからかわれたりした。
その時は「だよねー。まだ若いのにーｗ」と気にしてもいなかったが
高校生になった時に、隣の席になった子が、私が落とした消しゴムを拾おうと手を伸ばした時に

その子の指がシワ一つなくて綺麗で衝撃を受けたのと同時に
自分の手がものすごく惨めで汚く思えて、急に恥ずかしくなった。
その後、隣の席だった事もあり、それなりの雑談をしていて得たのは
彼女は公務員の父と専業主婦の母がいて、一人っ子という事。
母親が家にいるおかげで、家事は一切やった事がない事。
だからあれだけ綺麗な手をしていたのかと妙に納得。
あの子の手を見た時に「お前の手はシワだらけで汚いんだよ」とビシッと指摘された感じで
あの時はものすごい衝撃を受けたのと、当たり前だけれど、同じ歳でもこうも生まれ育ちが違うんだなあと改めて思った。

「わしらの姫様はこの手を好きだと言うてくれる。働き者のきれいな手だと言うとくれます」
という名台詞を思い出した

そのシーン好き
久しぶりにDVD出して見ようかな

今は年相応のシワシワ婆だから、気にはならないんだけど
当時は10代だったし、頭を鈍器で殴られたぐらい衝撃的だったよｗ
まあ働いてないから指のシワがないって事はないんだろうけど
何故か当時はそう思っちゃったんだな

空手なんかだと指が曲がってたり
タコが出来てたりするけど

古武道の師範なんかは女性のような美しい手をしていたな