初めて書くから読みにくかっららゴメン

私子
彼男元彼、正直イケメン
メイ子黒木メイサを幼くした感じの美人でスタイルも良い。ある意味一番の被害者
メイ彼メイ子の彼氏
メイ彼以外は当時20歳、ちなみに私子彼男は高卒カルでした。

当時の彼男は頼れる男、という感じで父親も医者だったらしく
よく「親父は助教授だから偉い、だから親父の部下は俺にも甘い」みたいなよくわからない
ことを言っていましたが、私よりは頭がよく働いていたので、
なんてかっこいいの、とお花畑を通り越して頭が爆発しているような馬鹿女だった私。

でも付き合って一年くらいしてからいきなりデートをドタキャンされたり、
なんとなく態度が冷たくなってきていた。
それがちょうど中学のときの同窓会の後で、もしかして昔の友達と再会して浮気したのか？と思い、彼男が風呂に入っている間に携帯を見た。
幸いロックをかけていなかったけど、受信ボックスには特に怪しいものもなかった。

勘違いかな？と思い送信ボックスもついでに見たら黒でした。

「本当に可愛いね。何かほしいのある？なんでも買ってあげるよ」とか
「今度ホテル行こうよ」とか気持ち悪いものばかり。
最近の態度もあり、頭が真っ白にもなったがすぐに怒りがわいてきました。

電話帳を開きすぐ電話をした。それがメイ子でした。

本当に反省していますが、そのときは怒りしかなくて、電話に出た瞬間
メイ子が何かを言う前に一気に話した。

私子「初めまして。いきなりすみません。彼男と付き合っている私子と言いますが、
人の彼氏と浮気しようなんて何考えているんですか？
彼男とは今から話し合いしますけど、あなたからも話を聞きたいです」
でもメイ子は冷静でした。ここで私もちょっとあれ？と思いましたが。

メイ子「わかりました。私も言いたいことがあるので話し合いましょう。」
私子「後で私から時間と場所をメールで送ってもいいですか？」
メイ子「はい」

そしてそこから彼男が出てきて、追求すればまさかの逆切れｗｗ
彼男曰く「メイ子こそが俺の運命の人だった。それにメイ子とは小学校からの友達で私子より付き合いが長く気が許せる」と。

こりゃダメだ、と思いそのままメイ子に今からどこどこのファミレスで大丈夫か？と
メールをしたら今から30分で着く、との返事があったので私たちも向かった。
メイ子はもう着いていて、隣に男性が一人いた。それがメイ彼。
彼男は何か固まったみたいだったが、みんな気にせずに中に入って話し合い開始。

でも話し合ってわかったのは彼男が一方的にメイ子に好意を寄せてただけだった。

メイ子の言い分は
・昔の友人から勝手に連絡先を彼男に教えられた。
　メールは拒否したが、番号は私子からかけたのが初めてらしく知らなかったのでとった。
　こっちは彼男の情報は何も知らない。
・小学校のとき二年間彼男にいじめられたことがある。本当は顔も見たくない嫌い。
・彼氏もいるし、本気で気持ち悪いから連絡しないでほしい。
　これ以上しつこくするなら警察も視野に入れていた。

それを聞いて目玉どこー状態の私と、眉間にしわをよせて黙ってるメイ彼、
淡々と吐き出すメイ子、発狂する彼男。

彼男「ふざけんな！！そんな昔のこと知るかよ！！大体、てめぇが自分の金持ち自慢したり
ブサだし肥満だったからだろ！！同窓会で綺麗になったと思って声かけてやったのに！！
どうせ整形したんだろ！！」
メイ子「昔のことでも一度も忘れたことはない。私は友達に親の職業を聞かれたから答えただけ。 勝手に金持ちうざい、と騒いだのはそっちだ。整形はしていない、痩せただけ」
彼男「俺の親父は助教授なんだぞ。医者だぞ。欲しいものならなんでも買ってあげるし、
俺が付き合ってあ　げ　る　と言ったのに！！
大体、高学歴の女なんて可愛げがないのに結婚なんかできるはずがない！」
メイ子「私の父親は主任教授です。 欲しいものはない。敢えて言うなら、あなたが二度と近づかない、という誓約書が欲しい」

ここでちょっと噴出した私子とメイ彼。
それに気付き「何笑ってんだよおおお！ブサ！！大体、てめぇだってメイ子の金目当てじゃねーのか！？そして将来ヒモになるつもりだろ！！」とますます発狂する彼男。

正直、メイ子がポンポンとテンポよく反論してたので口を挟む隙もなかったのだが聞いてて
なんとなくわかったのは
・昔は肥満ブサで医者の家系で金持ちだったメイ子が憎かった彼男、中学ではクラスが分かれたので関わりはなかった
・同窓会で見違えるほど綺麗になったメイ子を見て好きになった。
メイ子は今私立医学部に通っていると聞いて、ますます好きになってどうしても付き合いたくなった
・彼氏の写真は見せてもらったが、俺よりブサだったから押せばいけると思った

なんかもうこんな男と一年間付き合ってきたのか、と脱力した。

彼男はひたすら発狂してたが、周りの女子高生からの「何あれきも～いｗ」「自分が一番金につられてんじゃんｗ」という笑い声と、
メイ彼の
「そりゃあメイ子の家に比べたら俺の方が金はないよ。でも、あまり学歴とか収入の話はしたくないけど俺も医学部で将来医者になるつもりだよ。むしろヒモになりたいのはお前だろ。 それにメイ子は嫌味な子じゃない、ちょっと世間知らずなところがあるけどとても良い子だよ」
という言葉で今度は泣いた。
「メイ子、違うんだ。本当は好きだったからいじめちゃったんだ」とかなんとかほざいてた気はする。

私はひたすら謝罪。
するとメイ子に「これ私の連絡先だから、今度何かあったら教えて」と紙を渡された。
そしてそれを奪おうと飛んだ彼男。とっさにビンタしてしまった。
そしてまたうずくまって泣く彼男。カオス。

メイ子は「ここの代金は払っておくから、後は二人で話し合って。そしてこれ以上連絡するようならこっちにも考えはあるから」と言い残して去っていった。

でも彼男は「別れてやるからな！！」って言い残して逃げていった。
残された私は高校生たちに「負けるなよー！」って励まされて出てきた。

彼男みっともなさすぎｗｗ

しばらく落ち込んでたけど、その一週間後にやっとメイ子に連絡する気になり
メールをするとまたファミレスで話そう、と返ってきた。

その後のことを色々話してくれた。
というか見た目はクールで話しかけにくい感じだけど、かなり気さくで天然で本当に良い子だったよ。
なんか申し訳なくてまた誤り倒す私。

メイ子の話とは
・あの後、何故か家に彼男のご両親がわざわざ謝りにきた。
どうやら本当に父親に言ったそうだが、メイ子のご両親とも彼男の父親の地位？も医師歴もずっと先輩。むしろ彼男がこっぴどく怒られ、小学校のころのことを今更ですがとひたすら土下座されたらしい
・実は彼男の両親は再婚していたらしく、父親が再婚相手だそう。確かに言われてみればやけに若いなーと思ったよ。
・メイ子の大学に彼男が凸をして警察呼ばれる。そしてまた彼男の父親平謝り。医学界は狭い世界？らしく、その大学にも彼男の先輩やメイ子一族の知り合いがゴロゴロいたらしく、また土下座
・彼男は病院に連れて行かれたが、一応正常だったらしい。でも絶対に近づけさせない、という念書を書いてひとまず終了。

380も修羅場だろうけど、
かつて自分を虐めてた男にストーカーされたメイ子は相当堪えただろうな。

メイ彼、彼男両親含め、みんな乙。

彼男の父親が一番の修羅場なんじゃ･･･

だよねぇ
再婚した相手の連れ子がいい年なのに頭おかしくて色々やらかしてくれちゃって
そのたびにあちこちへ頭下げに行かなきゃなんないんだから

医学界は狭いのではなく　学　閥　の世界だからな
これ、一番の被害者は彼男の父親じゃないのか
気の毒すぎる

メイ子は今も仲良くさせていただいてます。
メイ彼も性格がとても男前でいいカル。

メイ子は本当に出来た子で「10年も前の事持ち出すって性格悪かったかなｗ私子ちゃんにも
迷惑かけちゃったしごめんね」と謝られて、 もう私は頭下げるしかできなかった。
なんであんな良い子をいじめてたのかあの糞男はと思ってしまったよ。

私には幸いロミオメールも来なかったけど、メイ子は本当に辛かったと思う。
長々とすみませんでした。
読んでくれてありがとう。

本当にその通りだと思う
顔も見たくない相手からのストーカーとか
しかもいじめたのは昔のことだから許せ、なんて宇宙人を見てる気分だった

メイ子の次か、並ぶくらい修羅場なのが彼男の父親だよね
正直学閥って何なのかよくわかってないけど、再婚相手の息子が
宇宙人でまさか自分は普通の医師なのにエラい顔して、顔から火が出る感じだったと思うよ


狭いのと学閥？っていうのは別物なの？
ごめん、よくわからなくて
でも彼男父もきっと一ヶ月足らずで何度土下座したのか、頭下げたのか
考えられないくらい多かったと思う

あなたにロミオがくるのは結婚するとかあんた自身が資格職につくとかってタイミングだと思うぞ
だから幸せになれそうなとき要注意だ
めんどくさくても彼氏ができたら説明しといたほうがいいと思う
まあ乙

学閥（がくばつ）とは､特定の職域や組織において、ある学校の出身者同士が形成する排他的な勢力のことである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E9%A5

読んでね

医者や弁護士、政治家なんかの高学歴が集まる世界は学閥多いんだよね
国立系でも旧帝とそれ以外で差がある
つながりが濃密だから失敗するとそこで医者として生きていけなくなる
そのくらい逃れられない派閥なんだよ、面倒くさいけどね

おお、ありがとうございます
そういやメイ子のご両親も親戚も全員旧帝大だったな
彼男父が今更ながら心配になってきたよｗ